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自宅待機中の原口元気が明かす“強化プラン”「イングランド移籍?と言われそうだが…」

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自宅待機中のMF原口元気

 所属するハノーファーから自宅待機を命じられているMF原口元気が14日に自身の『note』を更新し、「今、するべき事」と題して近況報告を行った。

 普段は「8」のつく日に記事をアップしている原口だが、「今回は特殊な状況」として18日のアップ予定を前倒しして投稿を行ったという。

 最初に言及したのは、ハノーファーのチームメイトであるDFティモ・ヒューバースとDFヤネス・ホルンが新型コロナウイルスの検査で陽性と診断されたことについてだ。

「彼らと彼らの家族のことを考えると心が痛い。ただ、彼らもSNSで元気であると投稿していたり、いまのところ何か特別な症状は出ていないそうなので、悪化しないことと、回復に向かうことを祈っている」

 クラブはヒューバースとホルンの陽性反応を受け、選手やスタッフ全員に対して検査を行うとともに、3月12日から14日間の自宅待機を命じた。

 検査で陰性という結果が出た原口だが、「現在の基準では、検査から14日間にわたって症状が出なかったときに、陰性という検査結果が確定する」とのこと。それまでは自宅で過ごすことになる。

 原口は自身が置かれた状況に関して「意外なほどにイライラするようなことはない」と語り、現在はコンディション維持のため、サッカーボールや新たに購入したランニングマシーンなどでトレーニングを行っていることを報告。さらにオンライン英会話の授業を大幅に増やし、英語力の強化により力を入れているという。

「2008年の1月からドイツでプレーしている長谷部さんのようにドイツ語が流ちょうに話せるわけではないけれど、ドイツにきてから6シーズン目を迎えて、普段の生活やサッカーでは困らない程度にドイツ語を話せるようになった(もちろん、ドイツ語のレッスンは今も週に1回のペースで継続している)。だから、昨年の11月から英語のレッスンを始めた。これまでは週3回のペースで授業を受けていたのだが、自宅にいる14日間は毎日、受講することにした」

 一方で「英語のレッスンをしていると書くと、『原口は今シーズンが終わったらイングランドやアメリカへ移籍しようとしているのか?』と言われそうだが、そういうわけではない」とし、「以前から英語を話せるようになったら楽しいだろうと思っていたし、他の国に旅行に行ったり、ドイツ語の話せないチームメイトがいたときにも、英語は役に立つ。というか……英語が話せるようになって損することはおそらくないと思う(笑)」と説明している。

「そんなわけで、意外と充実した時間を過ごせそうな気もしている」と前向きに語った原口は「最終的には、『本当に退屈な14日間だった』と感じるのではなく、「『想像していた以上に早く終わった14日だった』」と思えるようにしたい」と誓い、「僕は希望に満ちていて、今日も元気だ」と締めくくった。

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