FWウェイン・ルーニーは、マンチェスター・ユナイテッド時代のチームメイトであるFWクリスティアーノ・ロナウドとの逸話を明かした。

　2003年にスポルティング・リスボンからマンチェスター・Uに加入すると、一気にスターダムを駆け上がり、現在もなおFWリオネル・メッシとともにフットボール界の頂点に君臨するロナウド。大成功の秘訣として、ストイックなトレーニングや節制した食生活などの日々の“努力”にしばしばスポットライトが当てられる。

　ロナウドよりも1年遅れでオールド・トラッフォードの名門にエバートンから加入したルーニーは、イギリス『ザ・タイム』で今では考えられないポルトガル代表FWの食生活について言及した。

「僕がユナイテッドに来たとき、クリスティアーノと一緒に試合に行ったり、トレーニングを積んだりしていた。僕が憶えているのは、試合前日の夜になると一緒にマクドナルドに立ち寄ったんだ。彼がビッグマックを欲しがっていたからね。細かったから体重を増やそうと努力していたんだ。彼がビッグマックを食べるために、僕が運転する車でドライブスルーに行ったよ」

　また、ルーニーはトップレベルでのキャリアを続けるために徹底した生活管理を行うロナウドについて「4人も子供がいるのにどうやってあのような生活を送れるのかわからない」と話し、自身と比較した。

「100万ドルの価値がある身体をロナウドが持っている一方で、僕はベストな体型を手に入れたことがない。でも、90分間プレーできるし、毎日トレーニングをやっている。フィジカル面で何も心配していない。心配するようなときが来たら、引退するよ」

　今冬の移籍市場でメジャーリーグ・サッカーのDCユナイテッドからチャンピオンシップ(英2部)のダービー・カウンティに加入したルーニー。輝かしいキャリアも終盤に差し掛かった34歳の同選手だが、先日のFAカップ古巣マンチェスター・ユナイテッド戦では好パフォーマンスを披露していた。

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