パリSGは、バルセロナ復帰が噂されているFWネイマールを売却する場合、1億5000万ユーロ(約180億円)の移籍金を期待しているようだ。『ESPN』記者の情報を基にスペイン『マルカ』が報じている。

　ネイマールは2017年夏、バルセロナからパリSGに加入。当時の契約解除金は2億2000万円ユーロ(当時のレートで約289億円)だった。このままでは希望金額を支払われても大きく損をする取引となるが、ネイマールは在籍3年間で契約更新をしていないため、スポーツディレクターのレオナルド氏は売却を決断したようだ。

　一方、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長にとっては是が非でも実現させたい移籍だ。キケ・セティエン監督の招聘、中心選手との不和により、サポーターからの評価は急加工中。FWリオネル・メッシとの関係が良好なネイマールを名誉挽回への起爆剤にしようとしているという。

　なお、パリSGではFWキリアン・ムバッペもたびたび移籍の噂が出ているものの、クラブはオファーに応じない姿勢だ。

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