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ユーベ元10番デル・ピエロ、現10番ディバラの起用法を語る「最前線ではなく…」

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ユベントスの新旧10番であるアレッサンドロ・デル・ピエロ氏とFWパウロ・ディバラ

 約20年間をユベントスで過ごし、10番を背負ったアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が、現10番のFWパウロ・ディバラのプレーについて語った。15日、『スカイスポーツイタリア』の内容を『フットボール・イタリア』が伝えている。

 現在首位に位置しているユベントスの10番を背負うディバラについて、かつての10番が言及した。デル・ピエロ氏は現在ユベントスを率いるマウリツィオ・サッリ監督体制の完成にまだ時間を要すると答えつつ、「美しいサッカーを少しだけ見せ始めているし、正しい軌道に乗っている」と評価している。

 その上で、デル・ピエロ氏はディバラの起用法を語る。現在ユベントスの布陣は4-2-3-1か4-3-3。前者ではディバラはトップ下で起用され、前線のFWゴンサロ・イグアインやFWクリスティアーノ・ロナウドを生かす形になる。後者の場合は、優れた左足キックを生かすべく右サイドに配置されている。

 デル・ピエロ氏は「ディバラはセンターフォワードから外れたところでのプレーがベストだと思う」と最前線よりもトップ下でのプレーを推奨。その理由を「彼はアシストも、ドリブルも、そして得点もできるからだ」と続けた。

「彼はゴールの近くにいなければいけないが、仲間のためにスペースを空けることはできたとしても、私はセンターフォワードとしては見てはいない。中盤と前線を完璧に結びつける存在だと思う」

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