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「暗闇の中をとぼとぼ歩いている」リネカー氏が英政府の新型コロナ対策を非難

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ゲーリー・リネカー氏

 元イングランド代表にして解説者を務めるゲーリー・リネカー氏が、新型コロナウイルスを巡る政府の対応を非難した。

 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。欧州でも深刻な被害をもたらしており、イタリアでは感染者2万人以上、死者1500人以上を確認。スペインでも感染者が24時間で約2000人増加(計7753人)、死者は288人に及ぶと発表されている。イギリスでも死者は21人に達した。

 そんな中、選手や監督への感染例も続々と報告されている。イングランドでは、ミケル・アルテタ監督(アーセナル)やカラム・ハドソン・オドイ(チェルシー)が陽性反応を示した。これを受け、FA(イングランドサッカー協会)やプレミアリーグは全試合を4月3日まで中断すると発表している。

 深刻な状況に、リネカー氏は自身のツイッターで「“フットボールにこだわる”ことがますます難しくなっている」と投稿。さらに政府首席科学顧問のサー・パトリック氏が「感染拡大をコントロールして一定の免疫をつけさせることも政府の戦略の一部」といった趣旨の発言を残したことを踏まえつつ、以下のように訴えている。

「ここやテレビには多くのナンセンスがある。間違いなく、政府は毎日ブリーフィングを出す時だ。我々は暗闇の中をとぼとぼ歩いている。ガイダンスが必要だ。プランを知ることが必要だ。心を落ち着かせる影響力が必要だ。リーダーシップが必要だ」

 日に日に感染者数が増えていく新型コロナウイルス。収束する時はいつになるのだろうか。

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