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「コロナより…」ボカのコロンビア人MFの発言にスペイン紙「物議を醸す言葉」

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ボカ・ジュニアーズに所属するMFホルマン・カンプサーノ

 スペイン『マルカ』が「物議を醸す言葉」と題し、ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン1部)に所属するコロンビア人MFホルマン・カンプサーノの発言を取り上げている。

 カンプサーノは15日、プレーオフにあたるコパ・デ・ラ・スーペルリーガのゴドイ・クルス戦(○4-1)の終盤に途中出場。直後にダメ押し弾となる加入後初ゴールを記録し、快勝に貢献した。

 試合後、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスについて聞かれると、「この世界では、ウイルスで亡くなる人より飢えや路上生活で亡くなる人の方が多い」と、精神的に不安を抱える人々に安心するようメッセージを送り、「個人的に、真実は全て神の手に委ねている。それらは病気のことだ。スポーツでは、AFE(アルゼンチンサッカー協会)の決定が私たちの意思。私たちは自分たちの仕事をするだけだ」と語ったという。

 スペイン『マルカ』の記事のコメント欄には、カンプサーノに理解を示す意見も多く寄せられているようだ。

 なお、AFEは同試合後の17日、国内の全ての公式戦を今月31日まで中断することを発表している。

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