beacon

韓国サッカー界感染者ゼロの秘訣…地元紙「欧州とは異なる」「Kリーグはコロナ清浄地帯」

このエントリーをはてなブックマークに追加

Kリーグ関係者には感染者が出ていないという

 サッカー界にも欧州を中心に選手、関係者に新型コロナウイルスの感染者が相次ぐ中、韓国Kリーグが感染者をゼロに抑えている秘訣を『スポーツソウル日本語版』が報じている。

 全世界で新型コロナウイルスが蔓延し、欧州5大リーグの選手監督、クラブ関係者に感染者が続出しており、日本でもサッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長に陽性が確認された。「欧州リーグとは異なるKリーグ」と見出しを打った同紙は「欧州サッカー界とは異なり、Kリーグは新型コロナ清浄地帯と評価されている」と報じている。

 韓国では1月20日に初の感染者が確認されてから約2か月が経過し、国内の感染者数は8000人を超えているが、Kリーグの選手、関係者に感染は報告されていないという。同紙は「韓国プロサッカー連盟によると、Kリーグ関係者の中で感染が疑わしい症状が出て、新型コロナウイルス検査を受けた者は皆無だ」と伝えた。

 “感染者ゼロ”の秘訣として、同紙は韓国プロサッカー連盟が感染予防と拡大防止のために早期から全クラブに配布していたマニュアルを各クラブが遵守していることを挙げている。

 マニュアルには選手の外部接触禁止、選手の健康状態の常時確認、感染症予防の心得遵守などが記載されている。さらに、他チームとの練習試合自制(独自の紅白戦勧告)、ペットボトルやタオルの共同使用を禁止するなど、詳細かつ状況別のガイドラインが示されている。クラブは1日に2回以上、全選手とスタッフに発熱チェックを行うなど、拡散防止に努めているようだ。

TOP