beacon

元浦和FW所属の武漢卓爾、スペインからようやく帰国も…

このエントリーをはてなブックマークに追加

元浦和レッズのFWラファエル・シルバが所属する武漢卓爾

 スペインから帰国の途についた中国スーパーリーグの武漢卓爾だが、中国で14日間隔離されるようだ。『チャイナ・デイリー』が伝えている。

 昨年末に中国の武漢で感染が確認されて以降、世界中に広がった新型コロナウイルス。武漢卓爾は、シーズン開幕に備えて1月29日からスペイン国内でトレーニングを行っていたが、新型コロナウイルスの影響でホームタウンの武漢が封鎖され、帰国できない状況が続いていた。

 中国では今月10日、武漢がある湖北省を習近平国家主席が訪問。その後、封鎖が解除された。また、ヨーロッパでも感染が急速に拡大し、スペインでも14日に非常事態を宣言。これを受けて、武漢卓爾は40日以上に渡ったスペインでのキャンプを終わらせ、帰国を決めた。

 同メディアによれば、武漢卓爾は16日の午後3時に深センに到着すると、検疫などを経て、17日の午前4時に政府が指定したホテルにチェックイン。事実上の終息段階に入ったとされる中国本土に再び新型コロナウイルスを持ち込ませないために、選手たちは14日間隔離されるという。

 なお、武漢卓爾には浦和レッズやアルビレックス新潟でプレーしたFWラファエル・シルバ(27)らが所属している。

TOP