beacon

「トイレ紙やアルコールは見つからなくて…」アーセナルMFがロンドン市内の混乱明かす

このエントリーをはてなブックマークに追加

ルーカス・トレイラがロンドン市内の混乱を明かす

 アーセナルMFルーカス・トレイラが、新型コロナウイルスの影響でロンドン市内も混乱に陥っていることを明かした。

 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。ここ数週間は特にヨーロッパでの拡大が感染しており、イタリアでは3万人に陽性反応が確認され、スペインでも2万人に到達。サッカー界にも大きな影響を与えており、すでに各国リーグ戦は中断し、夏に予定されていたEURO2020も翌年に延期となった。

 イギリスでも感染者は増え続けており、アーセナルではミケル・アルテタ監督が陽性反応を示した。さらにチェルシーFWカラム・ハドソン・オドイやエバートン選手など、プレミアリーグの現役選手・監督・スタッフの感染が次々と確認される事態に。FA(イングランドサッカー協会)やプレミアリーグは、4月3日まで全日程を中断することとなっている。

 指揮官の感染が確認されたアーセナルは活動を停止し、全選手が自宅待機の状況。今月2日のFAカップボーンマス戦(2-0)で足首を骨折していたトレイラだが、この期間を利用してリハビリに励んでいるようだ。『Radio Sport 890』で近況を明かした。

「自宅隔離されているけど、リハビリに励んでいるよ。いくつかマシーンを買う必要があったけど、家でもトレーニングが続けられるように、クラブは協力してくれている」

「検査結果は良好で嬉しかった。まだギプスを装着している状態だけど、8~10週間で普段通りトレーニングができるだろうね」

 アルテタ監督の感染が発覚し、プレミアリーグのクラブでは初めてウイルスの影響を受けることとなったアーセナル。トレイラは「正直、ウイルスが僕らのクラブやロッカールームにまで来るなんて思っていなかった」と率直な感想を述べつつ、「ミケル・アルテタは大丈夫だよ。僕らともコミュニケーションは取れているし、良くなっているんだ」と指揮官は健康であることを強調した。

 感染拡大以降、ロンドン市内も緊張が走っている。日本でもトイレットペーパーを購入するのが難しくなっていることが大きな話題となったが、ロンドンでも同じ現象が起きているようだ。

「最近、ロンドンでも多くの症例が見つかっていて、みんなナーバスになっている。一部のスーパーでは、トイレットペーパーや(除菌用)ジェルアルコールはもう見つからないね」

●プレミアリーグ2019-20特集
●初月無料!!プレミアリーグはDAZNで独占配信中
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP