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英国下部リーグで合計63億円の財政支援!! 2部クラブには1億円給付&無利子ローン

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 イングランドの全国下部リーグを統括するイングリッシュ・フットボール・リーグ(EFL)は18日、新型コロナウイルス流行の影響で資金に問題を抱えているクラブに対し、5000万ポンド(約63億円)にも及ぶ財政支援を行うことを発表した。「返済不要の給付金」と「無利子ローン」の2段階による救済措置が取られるようだ。

 イギリス『BBC』によると、チャンピオンシップ(2部相当)所属クラブは80万ポンド(約1億円)の給付金と58万4000ポンド(約7370万円)の無利子ローン、リーグ1(3部)所属クラブは25万ポンド(約3150万円)の給付金と18万3000ポンド(約2300万円)の無利子ローン、リーグ2(4部)所属クラブは16万4000ポンド(約2070万円)の給付金と12万ポンド(約1510万円)の無利子ローンをそれぞれ活用できるという。

 なお、財源にはトップカテゴリにあたるプレミアリーグの資金も活用。また若手選手に出場機会を与えるクラブを支援することを目的とした『EFL Futures』からも合計100万ポンド(約1億2600万円)が投じられ、各クラブに比例配分で資金が割り当てられる予定となっている。

 EFLは新型コロナウイルスによる危機を乗り越えるべく、①クラブの職員、サポーター、コミュニティの健康と幸福を確保する②新型コロナウイルス対策に取り組むイギリス政府に前向きな貢献を行う③EFLの財政モデルとクラブ財政を守る④EFLはビジネスとしての機能を持ち続ける⑤2019-20シーズンが成功といえる結論をもたらす—という意思決定基準を公表している。

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