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「戻ってきて、戻ってきて…」ダビド・ルイスが振り返る移籍と今

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アーセナルDFダビド・ルイス

 DFダビド・ルイスアーセナル移籍を決めた当時、古巣チェルシーのスタッフから戻ってくるよう懇願されていたことを明かした。『Otro』に語った内容を英『フォー・フォー・トゥー』が伝えた。

 D・ルイスは昨夏、移籍市場最終日に約800万ポンド(約10億円)で宿敵アーセナルへの電撃移籍に踏み切った。チェルシーではプレミアリーグ、FAカップ、ヨーロッパリーグ(EL)制覇を経験。フランク・ランパード監督との考え方の相違が決め手となり、計6年半在籍したチェルシーを離れたが、移籍に踏み切った決断について「簡単ではなかった」と改めて振り返っている。

「正直に言うと、最初の3日間から1週間はすべての感情や自分の気持ちがよく分からないほどだった。誰もが僕のチェルシーでの歴史を知っている。クラブの全員と関係性を築いていたんだ。それはとても大きなもので、それぞれを失っていった」

 D・ルイスは当時、チェルシーの複数スタッフが自身の移籍を悲しんだことを明かした。「僕が受け取ったすべてのメッセージで、みんなが言ってくれたよ。『戻ってきて、戻ってきて、戻ってきて、戻ってきて。私たちは君のためにここにいるんだ』ってね」。

 それでも、アーセナルで過ごす現状には満足感を示し、「最高の決断だった。アーセナルは大きなクラブだ。このクラブを立て直し、再び輝かせたい。最初の頃に比べると適応してきているよ。今、僕はとても幸せだし、アーセナルで大きな大きな結果を残したい」と意欲を語った。

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