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厳戒態勢の中…イグアイン、母親の看病のために母国アルゼンチンへ帰国。一度止められる事態に

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FWゴンサロ・イグアインが母国アルゼンチンへ帰国

 ユベントスFWゴンサロ・イグアインが母国アルゼンチンへ帰国したことが『Goal』の取材でわかった。

 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。中でもイタリアでは3万5000人が感染し、死者は3000人近くまで確認された。他国と比べても2倍近くの陽性反応が確認されるなど、甚大な被害を受けている。サッカー界にも大きな影響を与えており、セリエAは他国に先駆けて一早く中断を決定。4月再開の見通しも立たず、先行き不透明な状態だ。

 ユベントスが居を構える北イタリアも大流行している地域であり、同クラブではダニエレ・ルガーニとブレズ・マトゥイディの感染が確認。これ以上の感染拡大を防ぐため、イタリアでは厳しい出国制限が布かれている。

 そんな中で19日夜、イグアインは実の母親が重い病に倒れてしまったため、母国アルゼンチンへの帰国を望んだ。制限が布かれる中で、警察は一度ストップ。それでも、本人は陰性の検査結果を提示し、クラブの確認の後で出国を許されている。しかし直接のフライトはなく、フランスとスペインを経由して母国へ向かっている。

 厳戒態勢の中で一度は止められてしまったイグアインだが、無事に愛する母親の下へ駆けつけることができたようだ。

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