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ガットゥーゾ、ナポリ選手に日本式トレーニングを推奨…新型コロナの影響で自宅トレに

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ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が日本式トレーニングを推奨

 ナポリジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が日本発のトレーニング法などを選手に推奨していると、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が18日に伝えている。

 イタリアでは新型コロナウイルスが猛威を振るっており、セリエAは9日の試合を最後に中断。ユベントスやサンプドリア、フィオレンティーナの選手の感染が確認されるなど、深刻な状況となっている。イタリア全土で外出制限が命じられるなか、ナポリのガットゥーゾ監督は日本式のトレーニング法と糖質制限ダイエットを所属選手に勧めている。

 ガットゥーゾ監督が推すのは、立命館大学の田畑泉教授が考案した“タバタ式トレーニング”。20秒間の運動と10秒間の休息を1セットとして8セット繰り返す。イタリア紙は「ガットゥーゾが選手たちに勧めたのは、日本式のトレーニング法だ」と紹介。「このトレーニング法を1週間に5回行うことを6週間続けると、有酸素性エネルギーが28%増加、無酸素性エネルギーが14%増加する」と伝えている。

 このほかイタリア紙は、セリエA中断期間中の選手たちの自宅トレーニングを紹介。ロレンツォ・インシーニェの居間で椅子を使用したトレーニングや、ドリース・メルテンスのワインボトルを使用したトレーニング法などを取り上げた。

 またガットゥーゾ監督は日本流のトレーニングとともに、栄養摂取に関してもメディカルスタッフを通じて指示を送っている。練習で消費するエネルギーが通常よりも少なくなり、注意が必要なためとされる。ダークチョコレートやフルーツ、ナッツなどを採るよう勧める一方、炭水化物を制限。1日5食(2回の間食を含む)のうち、パスタは1食のみとしている。また肉と野菜のバランスなども求め、タンパク質に関しては魚や鶏肉などの白肉を薦めた。

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