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22歳シャルケMFが厳戒態勢の中バーを訪れ大目玉…クラブ幹部「彼の過ち。深刻さをもう一度説明した」

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シャルケのMFアミーヌ・アリ

 シャルケのMFアミーヌ・アリが、新型コロナウイルスの危険が迫る中で19日夜にバーを訪れ、クラブから警告を受けたようだ。

 世界各国で猛威を振るう新型コロナウイルスは、イタリアやスペインをはじめ、ヨーロッパでも感染拡大を続ける。ドイツでは21日現在、2万2000人を超える感染者を出すなど深刻さを増し、政府はセルフプロテクトとともに感染の危険性が高まるレストランやバー、カフェの利用を自粛するように求めていた。

 新型コロナウイルスの影響はフットボール界にも及び、すでにブンデスリーガは中断され、4月上旬まで再開されないことが決定。選手からも新型コロナウイルスの陽性結果が確認され、当然のようにクラブ活動は停止に追い込まれており、選手やスタッフは自宅待機を余儀なくされる状態が続いている。

 厳戒態勢が敷かれる中だが、シャルケの司令塔アリが金曜日の朝方にバーに滞在していたとの目撃情報が多数寄せられたようだ。これを受け、スポーツ部門のトップを務めるヨッヘン・シュナイダー氏はドイツ『ビルト』に対して、22歳モロッコ代表MFにお灸をすえたことを明かした。

「あれは彼の過ちだ。彼も今それを実感している。私は現状の深刻さを彼にもう一度説明した。このひどく危機的な状況下において、昨日まで普通だったことが今日には許されない。アミーヌは反省しているし、もう二度と起きないだろう」

 今シーズン、アリはここまで公式戦27試合で7ゴール5アシストを記録するなどトップ4争いを演じるチームの好調を支えている。

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