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神戸フィンク監督、日本人のコロナ対応に驚き「誰もパニックになっていない」

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トルステン・フィンク監督が国内の様子を語る

 ヴィッセル神戸トルステン・フィンク監督は、日本人の新型コロナウイルスの対応に関して驚きを持って称賛している。ドイツ紙『ビルト』が伝えた。

 全世界で蔓延し、混乱に陥れている新型コロナウイルス。欧州ではイタリアを中心に多くの感染者が発生し、5大リーグもすべて中断へと追い込まれた。一方で、日本でも感染者こそ出ているものの、欧州ほど飛躍的な集団感染は発生しておらず、島国や手洗いうがいの習慣化が奏功しているとみられている。

 神戸のフィンク監督も日本人の落ち着きぶりには目を丸くしているようで、「日本ではコロナで誰もパニックにはなっていない。人々はリラックスして、規律正しくいるね」とコメントしている。

 Jリーグも現在中断となっており、神戸が開幕戦をドローで終えた。フィンク監督は「今は時折一緒にトレーニングしている。もちろん、衛生上の注意事項は遵守している」と明かした。

 さらに、完璧な休養期間にはなっていないとし、「常に大学生のチームとテストマッチを行っている。彼らはかなりまともなレベルにある」と話した。

 コロナの影響で、4月上旬に訪れる予定だったフィンクの家族の来日は延期に。「残念だし、寂しいが、彼らの健康が第一だ」と話した指揮官。一方で、日本の状況については「正常化している。市内最大のデパートも閉店は一日だけだった」と語っており、日本の落ち着きぶりに目を細めた。

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