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ザック氏、東京五輪に期待「延期でも日本人なら準備可能。忘れられない大会になる」

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 元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が22日、ボローニャの地元紙『コリエレ・ディ・ボローニャ』のインタビューに応じ、東京オリンピックについて自身の見解を示した。

 2014年ブラジル・ワールドカップでは日本代表を率い、セリエAではユベントスやミラン、インテルなどビッグクラブの指揮官を歴任。ミランでは就任1年目にスクデットを獲得した経験を持つザッケローニ氏。そんな同氏の母国イタリアでは、新型コロナウイルスが猛威を振るっており、死者が5000人を超えるなど深刻な事態となっている。

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、6月に開催予定だったEURO2020は来夏への延期が決定。7月に開幕予定の東京オリンピックについても、国際オリンピック委員会(IOC)が延期を検討することを発表した。

 そんな中ザッケローニ氏は、4年間を過ごした日本でのオリンピック開催について、自身の考えを明かした。

「日本は完璧なマシーンだから、実施できるように全力を尽くすだろう。すべてが計画されていて、不意の出来事への対応の幅があまりないと言える。しかし、緊急事態が終了する時期は国によって違うわけであり、完璧ではない状態でオリンピックを開催することはできないはずなので、外部から見れば、開催は不可能に見える」

「日本の人たちは、すでに準備ができていると思う。しかし、彼らは他の参加者全員の準備が整う時期を待ったとしても、同じように準備を整えて迎えることができる人たちだ。東京五輪が忘れられないショーになることは間違いないので、私も観戦に行けることを願っている」

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