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マタ、マンU初年度を振り返る「実はその時、怖かったんだ」

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マンチェスター・ユナイテッドMFフアン・マタ

 マンチェスター・ユナイテッドのMFフアン・マタは加入初年度のシーズン終了後、恐怖を感じていたという。クラブ公式ウェブサイトが伝えている。

 13-14シーズン途中にチェルシーからマンチェスター・Uに加入したマタ。アレックス・ファーガソン監督が最後の指揮を執った12-13シーズンにはプレミア制覇を成し遂げたチームだったが、低迷から抜け出せずにシーズンを7位で終え、UEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃すことになった。

 マタが振り返ったのはホーム最終戦となったハル・シティ戦の試合後。「一番印象に残っているのは、ファンの声援に応えるためにスタジアムを回ったこと。シーズン中の声援に感謝して、また来シーズン会おうという感じでね」。しかし、本音は「実はその時、怖かったんだ」だった。

「僕たちはリーグ7位で、マンチェスター・Uがいるポジションではなかった。手は振ったけど、きっとブーイングされたり、野次が飛んでくると思っていた。僕はスペイン出身だから、チームが良いパフォーマンスをしなかった時の反応は分かっていた」

 スタジアムを回る際、「もしものことを考えて、ファンの目を見ないようにした。恥ずかしかったんだ」というマタ。しかし、ファンの反応は違った。「皆が僕たちに拍手をくれて、歌ってくれて、励ましてくれていることに気付いた。皆は、『気にするな。また来シーズンがある』と言っていて。本当に素晴らしかったんだ」と振り返っている。

「そういう反応が返ってくるとは思っていなかったから感動した。スペインでは一度も同じ経験をしたことがない。イングランドのファンの方が、試合に負ける日もあることを理解している気がするし、辛抱強い。それを感じられた初めての経験だった」

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