beacon

ナイジェリアで交通事故死に次いで新たな悲劇…代表FWが武装集団に誘拐される

このエントリーをはてなブックマークに追加

ナイジェリアで新たな悲劇(写真はイメージ)

 ナイジェリア代表FWダヨ・オジョが武装集団に誘拐されたようだ。所属するエニンバ・インターナショナルが発表した。

 新型コロナウイルスの影響でナイジェリア・プレミアリーグの中断が決まったことを受け、22日にオジョとチームメイトのエマニュエル・ジェームズ、アビア・コメッツに所属するベンジャミン・イルヨマーデはアクレに向っていた。しかし、ベニンとオウォを結ぶ高速道路で銃で武装した集団の襲撃に遭った。

 ジェームズは難を逃れたが、オジョとイルヨマーデはそのままさらわれてしまったようだ。所属クラブは「エニンバ・フットボールクラブは、所属選手のダヨ・オジョが武装集団に誘拐されたことを発表する」と事件を公表。

 続けて「エニンバはオジョの家族と連絡を取っており、選手が解放されるための努力を続けている。事件の重大性から選手の安全を守るためにメディアには報道を自粛してほしい。オジョの家族もプライバシーが守られることを願いつつ、選手の無事を祈ってほしいと話している」と声明を出した。

 エニンバに所属する25歳のオジョは、各年代のナイジェリア代表としてもプレー。2018年にはフル代表デビューを飾り、5キャップ1ゴールを記録している。

 新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が中止となったナイジェリアでは、22日にエヌグ・レンジャーズに所属するイフェアニ・ジョージとエマヌエル・オグブが帰路の途中で交通事故に遭い、他界していた。
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP