beacon

ザック氏が明かす子供時代「私はサッカーボールから生まれた。13歳の時こっそりと…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

アルベルト・ザッケローニ氏が自身の子供時代を振り返った

 元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が22日、ボローニャの地元紙『コリエレ・ディ・ボローニャ』のインタビューに応じ、自身の子供時代を明かした。

 2014年ブラジル・ワールドカップで日本代表の指揮を執った経験を持つザッケローニ氏。過去には母国イタリアでユベントスインテルミランなどビッククラブの指揮官を歴任し、1999年にはミランをスクデットへと導いた経歴を誇る。26歳で監督業をスタートし、長年にわたってカルチョが中心の生活を送って来たイタリア人指揮官は、現在の新型コロナウイルスの感染拡大により、カルチョよりも公衆衛生を優先せざるを得ない状況に戸惑いを感じていることを明かしつつ、自身の子供時代を振り返った。

「非常に不思議な感覚だ。私は『母のお腹ではなく、サッカーボールから生まれたと思う』と常に言っているくらいだからね。かなり幼い頃に撮った写真ですら、常にボールを手に抱えているものばかり。それから子供の頃は、(家族が経営する)夏専用の宿で冬の閉業中に寒い部屋の中で床に毛布を敷き、積み上げた4冊の本をゴールに見立てて、フィギュアを使って遊んでいたんだよ」

 それほどサッカー好きの少年だったが、勉学を優先させたい父の意向からサッカー教室に通うことはなかなか許されなかった。

「13歳の時、こっそり練習場へ行くことを母に許してもらえた。私は練習に参加し、その夜、チームの幹部が、私がプレーを続けられるようにとバールで父を説得してくれたんだ。父は私に勉学に励んで欲しいと思っていたようだがね」

●セリエA2019-20特集
●冨安健洋の試合はDAZNで!!“初月無料”ライブ配信中
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP