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メッシがペップが…コロナ対策でスペインに1億2000万円寄付

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FWリオネル・メッシジョゼップ・グアルディオラ監督がそれぞれ100ユーロを寄付

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシマンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督が新型コロナウイルス対策として、100万ユーロ(約1億2000万円)の寄付を行ったことが分かった。『ESPN』が伝えている。

 スペインは欧州で新型コロナウイルスの被害が拡がり、イタリアに次いで2番目に多く感染者数が出ている。スペインの厚生省によると、24日時点で約4万人が陽性反応を示し、3000人近くの死者が出ている。2人の寄付金はそれぞれ、スペインでCOVID-19と戦う人々のために使われる予定だ。

 メッシの寄付金はバルセロナのホスピタルクリニックと、生まれ故郷であるアルゼンチンのロザリオ、2つのメディカルセンターに贈られるという。バルセロナのホスピタルクリニックはツイッターにて、「ありがとうレオ、あなたのコミットメントとサポートに感謝する」とツイート。メッシは定期的にバルセロナの病院に募金しており、昨年は自身の基金を通して小児科病院に新しくがんセンターを設立するべく手助けしていた。

 一方、かつてバルセロナで指揮をとったペップも母国に新型コロナウイルスと戦うカタルーニャを支援するべく、募金を行った。ペップの出身地であるカタルーニャ地方は感染者数が多い地域のひとつで、現在は8000の症例が確認され、200人以上が亡くなっている。

 ペップの寄付金はバルセロナ大学病院に贈られ、医療機器の購入に当てるようだ。声明によると「COVID-19という緊急事態における衛生材料の確保」に用いられるという。ペップの寄付金も100万ユーロを超えており、バルセロナ・メディカル・カレッジと、アンヘル・ソレル・ダニエル基金に送られる。

 サッカー界では多額の寄付を行う選手が相次ぎ、ユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドは代理人のホルヘ・メンデスと手を組み、ポルトガルの病院に資金を提供している。バイエルンのFWロベルト・レバンドフスキ夫婦もこの災禍を受け、100万ユーロを寄付していた。

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