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年齢制限のある五輪男子サッカー。24歳は出場できないのか…規定には何と記載されている?

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1997年生まれの選手にはMF三好康児も

 国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長と安倍晋三首相が24日に電話会談し、新型コロナウイルスの感染拡大を鑑み、東京五輪の1年程度の開催延期が合意した。これを受けて、五輪種目で唯一年齢制限がある男子サッカー界の取扱いについて様々な議論が行われている。

 五輪の男子サッカーには出場選手の年齢制限が設けられており、2020年大会は「1997年1月1日生まれ以降」に「オーバーエイジ3枠」が出場条件となっている。

 スペイン『アス』は、「1年の延期になると、1997年に生まれたサッカー選手が2021年に24歳になることを意味する。規則が例外的に変更されず、U-24が許可されなかった場合は、五輪出場権を手にした数あるサッカー選手が出場できない」と報じたが、スペインサッカー連盟の情報筋は、「1997年生まれの選手にも出場権を与えられるだろう」と楽観的な姿勢を示している。

 また、出場権を得ているオーストラリア代表のグラハム・アーノルド監督は「予選突破に貢献した選手たちが出場のチャンスを得られるよう、年齢制限を24歳以下に変更する必要がある」とIOC調整委員会に連絡を行ったことを明らかにした。そのうえで「それがフェアな判断だ」と、年齢制限の引き上げを求めている。

 一方で、五輪の規定には「1997年生まれ1月1日以降」の選手に出場が認められると記載している。これは2020年時点で「U-23チーム」を意味するが、規定には「23歳以下」であることは明記されていない。例えば、1996年9月生まれの選手は、通常開催である2020年8月の時点で23歳だが、出場要件を満たしていないことになる。

 よって、東京大会の「1997年生まれ1月1日以降」の条件を変更しなくとも、2021年実施時点でも1997年生まれの選手も含めた「U-24チーム」として出場できることになる。今後、IOCが大会規定を特例で変更するかは不透明だが、いずれにせよ、選手のコンディションなどに大きく左右されるサッカーにおいて、出場国は予定していた選手選考の再考に頭を悩ませることになりそうだ。

●東京オリンピック(東京五輪)特集ページ
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