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非常事態で団結!ブンデス強豪4クラブ、資金難のクラブに総額24億円の援助へ

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 リーグ戦中断によって経済的に大きなダメージを負うブンデスリーガ各クラブ。しかし、緊急事態においても団結を見せているようだ。

 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。ドイツでも感染者は2万人を超え、死者も114人と報告されるなど、急速に感染が拡大している。サッカー界も大きな影響を受けており、ブンデスリーガは16日から中断を決定。今月末に予定されている会議で今後の日程を正式に決定すると見られるが、少なくとも4月30日まで延期されることが濃厚だ。

 試合中断により、各クラブはテレビ放映権やチケット収入などがなくなったため、経済的に大きな打撃を受けている。少しでもクラブの負担を軽減しようと、バイエルン・ミュンヘンやドルトムント、ボルシアMGなどでは、選手たちが給与カットを受け入れたことを発表した。

 そして、ブンデスリーガ強豪4クラブは、財政的に苦しいクラブの救済を申し出たようだ。『ビルト』によると、バイエルン、ドルトムント、レバークーゼン、ライプツィヒの4クラブが先週に会議を行い、総額2000万ユーロ(約24億円)を支援することで合意したという。

 同メディアによると、各クラブにドイツフットボールリーグ(DFL)からテレビ放映権による積立金の一部が分配されることになっていたという。しかし、4クラブは受け取りを辞退。さらに追加で750万ユーロ(約9億円)ずつ出資することを決断したようだ。緊急性に応じてクラブに分配されることになると報じられている。

 多大な影響を受けるサッカー界。そんな中でも、ドイツでは各クラブが協力し合って非常事態を乗り越えようとしているようだ。

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