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「決してお金のためじゃない」スターリングのマン・C移籍を当時のリバプール指揮官が語る

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マンチェスター・シティのFWラヒーム・スターリング

 現レスター・シティ指揮官ブレンダン・ロジャースが、FWラヒーム・スターリングマンチェスター・シティ移籍について言及した。

 17歳の時にリバプールのトップチームデビューを果たしたスターリング。若くしてチャンスをつかむと、公式戦129試合に出場するなど将来を担う存在としてファンの期待を集めていた。しかし、2015年にイングランド人選手最高額となる4900万ポンドでマンチェスター・Cへと移籍している。

 移籍の際にはリバプールの契約延長オファーを断り、プレシーズンツアー合流も拒否。ファンからは「金のためだ」と強烈なバッシングを浴びたスターリング。今でもブーイングを受ける対象となっているが、当時のリヴァプール指揮官はスポーツ面での成功を求めていたと考えている。ロジャースは『リヴァプール・エコー』に対し、以下のように語った。

「ラヒームにとって、移籍は決してお金のためではなかった」

「もし金銭面を考えていたのであれば、リバプールに残っただろう。それは、彼が最高の選手になるためのものだった。あの時は、トップクラスの選手を抱えるチームへ行くチャンスだったんだ。そしてそれをつかみ、成長して勝者になった。彼の試合を見れば明らかだね」

「ペップのチームを見ていても、彼がいなければまったく別のチームになる。若いイングランド人選手の鏡だ。私はラヒームを愛していた。若くして自分が何になりたいかわかっていたからね」

 マンチェスター・Cでは、公式戦230試合で89ゴール72アシストを記録。プレミアリーグ連覇など数々のタイトル獲得に大きく貢献し、2018-19シーズンにはFWA年間最優秀選手賞も受賞するなど、選手として飛躍したスターリング。ロジャースは、そんなイングランド代表ウインガーの野心を好んでいたようだ。

 なおスターリング本人は、先日「リバプールを愛している。いつだって僕のハートの中にあるんだ」と古巣への愛を語っている。

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