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世界有数のビッグクラブ、バルセロナがついに…全選手・スタッフの報酬削減を発表

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 バルセロナは、選手、スタッフ全員に対してサラリーカットに踏み切らなけれはならないことを発表した。

 26日現在、5万7000人を超える感染者を出し、死者も4000人に達するなどスペイン国内での新型コロナウイルスによる被害は深刻だ。フットボール界もこの影響を受けており、12日にリーガ・エスパニョーラの中断が決まると、先日には無期限の延期が発表された。

 さらに、レアル・マドリーが施設を共有するバスケットボールチームの選手から新型コロナウイルスの感染者が現れてクラブ活動が停止。その他、バレンシアやエスパニョールの選手からも陽性反応が検出され、またバルセロナもメディカルチームの判断で選手は自宅待機を余儀なくされている。

 新型コロナウイルスの影響により、財政面でさまざまなクラブが甚大な被害を受けることが予想されており、すでにブンデスリーガ勢やイングランドの一部のクラブでは選手やスタッフの給料を削減することを発表している。

 そして26日、世界有数のビッグクラブであるバルセロナも対策を講じることが決まった。クラブは同日に行われた首脳陣による会議の後、声明の中で「損失を最小限に食い止めるため」に、スポーツに携わるスタッフ、そうでないスタッフ全員に対して報酬を削減することを発表した。

 もちろん、世界最高給取りの1人であるとされるリオネル・メッシをはじめ、バルセロナでプレーする選手全員が対象になる。なお、サラリー削減率に関しては「法令に基づいて慎重に執り行う」とクラブはコメントするにとどめている。

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