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元チームメートが明かすメッシの涙「赤ん坊のように号泣していた…」

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2011年のコパ・アメリカでは準々決勝敗退に

 稀代のスーパースターであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシにも涙を流したときがあった。26日、スペイン『マルカ』が『スーペル・ミトレ・デポルティーボ』での元アルゼンチン代表GKオスカル・ウスタリのインタビューを伝えている。

 32歳のアルゼンチン代表FWはこれまで数々の賞、そして偉業を成し遂げ、サッカー界の生きるレジェンドに。2019年末には自身6度目のバロンドールを受賞している。そんなメッシだが、クラブでの栄光と比較すると、アルゼンチン代表での活躍は乏しい。14年のブラジルワールドカップでは決勝進出も敗戦。コパ・アメリカでも過去3度もファイナリストとなるも、それぞれ敗戦を喫している。

 代表で活躍できないことを批判する人は一定数存在しており、メッシはその悩みに苦しんでいる。元アルゼンチン代表GKウスタリはそんなエースを批判する人々の存在を嘆く。メッシが代表での敗戦時にひどく傷ついていたことを明かした。

「メッシに疑問を投げかけるのはとても奇妙なこと。計画通りにいくこともあるし、いかないこともあるかもしれない。だけど僕が言えるのは、代表チームで彼が赤ん坊のように泣いていたのを目撃したことがあるということだ」

 それは11年のコパ・アメリカだという。アルゼンチンは1勝2分で辛くもグループリーグを突破。しかし準々決勝のウルグアイ戦で1-1の末にPK戦となり、4-5で敗れ去った。ウスタリは「彼の立場を理解してあげることはとても難しい」と当時を振り返りつつ、その難しい立場にフォローを入れている。

「僕は膝の怪我から回復しようとしているときで、試合には負けてしまった。そのときの彼は、それまで一度も見たことがなかった。完全に打ちのめされてしまっていたんだ。もしメッシが世界王者になれないのだとしたら、サッカーというのはなんて不公平なんだ」

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