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小川航基が先制弾も…静岡ダービー1試合目は3発清水に軍配! ラストプレーで金子が劇弾

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MF金子翔太が決勝弾

[3.28 練習試合 清水3-2磐田 アイスタ]

 Jリーグ中断期間の28日、J1清水エスパルスとJ2ジュビロ磐田が対戦した。新型コロナウイルスの感染拡大によるJ開催延期期間に『DAZN』でライブ配信。IAIスタジアム日本平で一般非公開のトレーニングマッチ(45分×4本)を行い、11時キックオフの1試合目(45分×2本)は清水が3-2で逆転勝利をおさめた。

 清水は3-4-3の布陣でスタートし、GKネト・ヴォルピを最後尾に据え、3バックはDFファン・ソッコ、DF岡崎慎、DF福森直也。右アウトサイドにDF奥井諒、左にMF六平光成が入り、中盤はMF竹内涼とMF中村慶太。前線のトライアングルはMF金子翔太、FWティーラシン・デーンダー、FW後藤優介と並んだ。

 対する磐田は4-4-2のフォーメーション。GK八田直樹がゴールを守り、4バックは右からMF小川大貴、DF大井健太郎、DF藤田義明、MF宮崎智彦。MF上原力也とMF山本康裕がボランチのコンビを組み、右サイドハーフにMF松本昌也、左にMF大森晃太郎。FW小川航基と生え抜きルーキーのFW三木直土が2トップを形成した。

 磐田は大森が右足ミドルでファーストシュートを放つと、清水もティーラシンが連続でチャンスを迎えたが、GK八田がファインセーブを連発する。拮抗した展開が続いたが、ショートカウンターから磐田が先手を取った。前半35分、ボールを奪取した宮崎が持ち上がると、ワンツーの形から斜めにスルーパス。DFラインの裏にタイミングよく抜け出した小川は飛び出したGKネト・ヴォルピをかわし、右足で無人のゴールに流し込んだ。

 後半6分にも小川が裏抜けから決定機を迎えたが、飛び出したGKネト・ヴォルピと接触し、右膝を抑えてピッチに倒れ込んだ。一度はプレーに戻ったが、後半13分にMF山田大記と交代。清水も後半15分、ティーラシンに代わってMF西澤健太が送り込まれた。西澤は左ウイングに入り、後藤が最前線に上がった。

 ここから清水が反撃に出る。後半20分、奥井が右サイド深い位置から鋭いクロスを入れると、ファーサイドの中村が頭でシュート性のクロス。バウンドしたボールを後藤がダイビングヘッドで押し込み、試合を振り出しに戻した。

 互いに交代枠を使う中、次の一点を奪ったのは磐田だった。後半35分、FWルリーニャが右サイドからクロスを入れ、フリーで待ち構えたMF伊藤洋輝が強烈ヘッドで突き刺した。東京五輪の一年程度の延期が決定した中で、大会出場を目指してきた若手2人がそろい踏み。

 反撃に出る清水は再び追いつき、後半41分に後藤がヘディングシュートを突き刺し、2点目をマーク。終了間際にはパスワークから背後に抜け出した金子が飛び出したGKをかわし、右足アウトサイドで無人のゴールに突き刺した。直後に試合終了の笛が吹かれ、土壇場のゴールで逆転に成功した清水が3-2で勝利した。

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