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序盤の阿部浩之ミドル弾で決着! 名古屋が俊輔スタメンの横浜FCに完封勝ち

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決勝ゴールを挙げた名古屋MF阿部浩之(写真はJ1開幕戦)

[3.28 練習試合 名古屋1-0横浜FC 豊田ス]

 名古屋グランパス横浜FCは28日、豊田スタジアムで練習試合を行い、ホームの名古屋が1-0で勝利を収めた。

 新型コロナウイルスの影響によるJリーグ中断期間を利用し、一般非公開で開催された一戦。試合の模様は『DAZN』でライブ配信された。

 マッシモ・フィッカデンティ監督体制2年目の名古屋は、4-2-3-1の布陣でスタート。GKランゲラックがゴールを守り、最終ラインは右からDF成瀬竣平、DF中谷進之介、DF丸山祐市、MF秋山陽介が配置された。中盤はMF稲垣祥とMFジョアン・シミッチのダブルボランチで、2列目は右からFWマテウス、MF阿部浩之、FW相馬勇紀。1トップはFW前田直輝が担った。

 一方、下平隆宏監督の下で13年ぶりにJ1を戦う横浜FCも4-2-3-1のフォーメーション。GK六反勇治を最後尾に据え、ディフェンスラインは右からDFマギーニョ、DF田代真一、DFカルフィン・ヨン・ア・ピン、DF袴田裕太郎が入った。中盤の底はMF手塚康平とMF瀬古樹が務め、右サイドハーフはMF中山克広、左サイドハーフはFW斉藤光毅、トップ下はMF中村俊輔が担当。最前線にはFW一美和成を据えた。

 先に試合を動かしたのは名古屋。前半4分、右サイドで成瀬、阿部、前田とテンポよくつながり、後ろから追い越した成瀬がPA内右で受け直す。折り返しは味方に合わないが、ボールを奪った横浜FCがショートパスで前へ運ぼうとしたところに成瀬がプレッシャーをかけてカット。シミッチを経由してPA手前中央で受けた阿部が左足でグラウンダーのシュートを放ち、ゴール右に流し込んだ。

 前半9分にはサイド攻撃の流れから相馬のミドルシュートがクロスバーを叩く。さらに同38分、ヨン・ア・ピンのバックパスをカットした前田がPA内中央でGK六反との1対1からフィニッシュに持ち込むが、シュートはゴール左外へ。そのまま名古屋の1点リードで前半が終了した。

 名古屋はハーフタイム明けから前田に代えてFW山崎凌吾、相馬に代えてFWガブリエル・シャビエルを投入。対する横浜FCは交代なしで後半に臨んだ。開始5分、横浜FCの手塚がPA手前中央でボールを奪取。左前方にパスを出し、斉藤光毅のクロスに一美が飛び込むが、右足のシュートはゴール左に外れた。横浜FCは攻撃のリズムをつかみ、その後も相手ゴールに迫っていく。

 練習試合のため一度ピッチを退いた選手の再出場が認められており、名古屋は後半14分にマテウスを下げて前田を投入。横浜FCも同時間に中村との交代で大卒2年目のFW草野侑己を送り出した。同39分には袴田に代えてDF志知孝明、一美に代えてFWイバを投入したが、後半はスコアが動かず。名古屋が1-0で逃げ切り、本拠地で勝利を飾った。

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