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AFCが選ぶ海外組アジア勢のベスト4選手…“最高選手”はソン・フンミン! “興味深いキャリア”の日本人やJリーガーも選出

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トッテナムで活躍するFWソン・フンミン

 アジアサッカー連盟(AFC)が海外でプレーしてきたアジア選手の中から印象的な活躍を見せた4人を紹介し、「現在アジアで最も有名な選手であり、アジアが輩出した歴代最高選手の1人」としてトッテナムの韓国代表FWソン・フンミンを挙げた。

 AFCは公式サイトで「この何十年もの間、アジアの選手たちはその才能を発揮するため、遠く離れた場所へと旅をしてきた」とし、海外で活躍した4人の選手をピックアップ。最初に取り上げられたのがソン・フンミンだった。

「おそらく現在、アジアで最も有名な選手であり、アジアが輩出した歴代最高選手の1人であるソン・フンミンは、16歳でドイツのハンブルガーSVのアカデミーに加入し、その後に大きな成功を収めている」

「2011年から2013年にかけてハンブルガーSVのトップチームで活躍した後、レバークーゼンは20歳だったソン・フンミンを当時のクラブ記録となる1000万ユーロ(約12億円)で獲得。そして韓国人選手は成長を続けた」

「レバークーゼンでの2シーズンで2度の4位入りに貢献。優れたゴール奪取でチームはUEFAチャンピオンズリーグでも躍進を遂げ、2014-15シーズンには決勝トーナメントに進出した」

「2015年夏、トッテナムは3000万ユーロ(約36億円)を投じて彼をホワイト・ハート・レーン(トッテナムの本拠地)に連れてきたことで、史上最も高額なアジア人選手となった」

「ソンがスパーズに移籍して以来、ノースロンドンのチームはトップ4を逃したことは一度もなく、2019年にはUEFAチャンピオンズリーグ決勝進出を果たしている」

 韓国代表FWのこれまでの経歴を紹介したAFCは「派手なゴール、疲れ知らずのハードワーク、そして周囲に伝播するような笑顔が、彼をファンの人気者にしている」と絶賛し、「次に必要なのは優勝トロフィーだ」と指摘した。

 また、AFCは2008年に21歳で名古屋を離れてVVV、CSKAモスクワ、ミラン、パチューカ、メルボルン・ビクトリー、フィテッセ、そしてボタフォゴと渡り歩いてきたMF本田圭佑を「興味深いキャリア」として紹介している。

 CSKA時代のCLベスト8進出やミラン時代のコッパ・イタリア準優勝といった実績を振り返り、「2017年にイタリアを離れてから、本田のクラブ選びは非常に想像をかき立てるものとなった」と言及。「メキシコのパチューカやオーストラリアのメルボルン・ビクトリーで1シーズンを過ごした後、オランダのフィテッセで短い期間を過ごした。そしてカンボジア代表チームの指揮官としても欠かせない存在となっている」とし、先日のボタフォゴでのデビュー戦ゴールも伝えた。

 AFCはそのほか、ハンブルガーSVで活躍した元イラン代表のメフディ・マハダビキア氏、昨季に横浜F・マリノスの15年ぶりとなるリーグ制覇に貢献したタイ代表DFティーラトンを選出。これらの4選手の中で「最も優れているのは誰?」というユーザー投票を実施し、現時点でマハダビキア氏が90%以上の票数を集めている。

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