beacon

「クロップに帰りの間ずっと侮辱されたよ!」旧友が明かす“熱血漢”の素顔

このエントリーをはてなブックマークに追加

旧友が明かすユルゲン・クロップ監督の素顔

 マインツ時代にユルゲン・クロップ監督(現リバプール指揮官)と共闘していたステファン・クネルト氏が、『Goal』と『SPOX』の共同インタビューに応じた。

 現役時代に9年間、そして指導者転身後もGKコーチとして、クロップ監督と一緒に働いてきたクネルト氏。「一緒にプレーしてきたからこそ、クロッポ(クロップ監督の愛称)と特別な絆があるんだ」とし、最大の強みを分析した。

「彼の感情の激しさは誰も敵わないよね。でも、私はいつも目と目を合わせてきた。彼は『Wetten, dass...?(ドイツの有名なTV番組)』の司会もできるだろうね。準備する必要はない。常に自然体なんだ。彼が選手たちと積極的に関わっていくのを見れば、わかるだろう」

「チーム内で20番目の選手だとしても、準備ができている。彼についての悪口なんか聞いたことがないよ。クロップの最大の強みは、人に接することなんだ」

 また、クロップ監督との印象的なエピソードも明かしている。

「ヘルツラケでのトレーニングキャンプの休みの日に、お祭りに一緒に行こうとしたんだ。2人で自転車に乗って出かけ、人里離れた場所をずっとずっと走った…。真っ暗になりかけていたけど、ようやくたどり着いたんだ」

「そして村の入り口の看板を見てみたら、お祭りはなんと1週間後だったんだ! なんで間違ったのかはわからない。とにかく、自転車でもと来た道を引き返すことになった」

「すると、あいつはその間中ずっと侮辱してきたよ! かなり激しい口調でね。何度も言葉を飲み込んださ。まぁ、自業自得だったけどね」

 マインツ時代を経て、ドルトムントでブンデスリーガ連覇を達成。2015年から指揮するリバプールでは、チャンピオンズリーグ制覇を達成するなど、現在最高の指揮官との評価を受けるクロップ監督。そんな52歳の最大の長所は、“人間らしさ”にあるのかもしれない。

●ブンデスリーガ2019-20特集
●プレミアリーグ2019-20特集
●初月無料!!プレミアリーグはDAZNで独占配信中
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP