beacon

「あんなの犯罪だ」クロップの苦悩にアンチェロッティ「彼は正しい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

苦悩を明かしたユルゲン・クロップ監督

 エバートンカルロ・アンチェロッティ監督がリバプールユルゲン・クロップ監督と交わしたプライベートな会話を明かしている。地元紙『リバプール・エコー』が報じた。

 新型コロナウイルスの影響により、現在プレミアリーグをはじめとする各国のリーグが中断を余儀なくされている。

 中でもイタリアやスペインが深刻な状況となっているが、そのスペインのマドリードを本拠地とするアトレティコ・マドリーが今月11日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦第2戦でアンフィールドに乗り込み、リバプールと対戦(○3-2、2戦合計4-2でアトレティコが勝利)した。欧州CLを含むUEFA主催の全試合の延期が発表される2日前のことだ。

 クロップ監督は当時、学校閉鎖などスペインの状況悪化を聞いた後に同試合の準備に集中することは難しかったと認めている。クラブ公式サイト上で「月曜日(9日)の朝、目が覚めてマドリードの状況を聞いたんだ。普段は自分の周りのことに苦しむことはないし、試合の準備をする時は右往左往することもあるけど、あの瞬間は本当に難しかった」と打ち明けていた。

 リバプール指揮官とのプライベートな会話について述べたアンチェロッティ監督は「彼は、あの状況で試合をすることは犯罪的だと言っていた」と告白。続けて「私は彼の言う通りだと思う」と理解を示した。

●プレミアリーグ2019-20特集
●初月無料!!プレミアリーグはDAZNで独占配信中

TOP