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フランクフルト、やはり長谷部誠との契約を延長?独誌が “コロナ後”のチーム作りを分析

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長谷部誠との契約を延長?

 フランクフルトは元日本代表MF長谷部誠との契約を延長するのだろうか。ドイツ誌『キッカー』がその可能性について伝えた。

 1月に36歳の誕生日を迎えた長谷部は、MFジェルソン・フェルナンデスやDFマルコ・ルッスらと同じく今夏にフランクフルトとの契約が満了。フレディ・ボビッチ執行役員は先日、契約切れとなる合計5人の選手について、「難しい決断もあるだろう」と話していたことから、そのうち数人の放出が濃厚と見られていた。

 だが、『キッカー』は、新型コロナウイルスの経済的影響でクラブは今後のチーム作りに関しては「若手やレンタルプレーヤーにフォーカスするだろう」と指摘。新選手の獲得によるコストを避けるために、長谷部やフェルナンデスと言った「頼れる戦力と、例えば契約を1年延長する考えに至るかもしれない」という。また、長谷部については次のように記されている。

「アディ・ヒュッター監督が3バックから4バックへの移行を決めたことによってハセベは絶対的だったレギュラーの座を失った。その一方で、例えばハセベが守備ラインとセントラルMFを行き来したフランクフルトがDFBポカールでライプツィヒに勝った試合のように、監督がフレキシブルなシステムを用いることを望んだ場合、この日本人選手は依然として求められていた」

 なお『キッカー』によると、クラブは同選手と冬には1年間の契約延長に向けて話し合っていたが、ここ最近は交渉を見合わせていたとのこと。シーズン再開の目途が立つまで交渉を再開することは考え難いが、同誌では長谷部が2014年に加入したフランクフルトに残る可能性は低くないかもしれないとの見解が述べられた。

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