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中国女子代表が再始動! 五輪出場かかるPO韓国戦へ、1か月長期キャンプイン

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E-1選手権に参戦していた中国女子代表

 中国サッカー協会(CFA)は27日、中国女子代表が4月2日から30日にかけて、蘇州で大規模なトレーニングキャンプを行うことを発表した。11人のスタッフと23選手が参加し、韓国との東京五輪予選プレーオフに向けて準備を行うという。

 協会によると、移動中にはマスクの着用を義務付けたうえ、合宿中はトイレや混雑する場所を減らすことで他人との接触機会を減らす。またメンバーは専用の乗り物で空港との送迎を行われ、外出も厳しく禁じられるようだ。

 東京五輪サッカー競技のアジア女子3次予選は当初、今年2月上旬に中国・武漢で開催される予定だった。ところが新型コロナウイルスの発生で開催地が南京に変更され、その後オーストラリア・シドニーに再変更。また中国チームが現地の州政府規制により、ホテルに隔離措置となったため、大会日程も先延ばしになっていた。

 3次予選では2勝1分でB組2位に入り、プレーオフ進出権を獲得。A組1位の韓国との対戦が決まったが、3月上旬〜中旬にホームアンドアウェーで行われる予定だった2試合は、両国での感染状況を鑑みて延期となった。新たなスケジュールは6月4日、同9日に組まれている。

 なお、直前に武漢滞在歴があったため2月の代表チームに帯同できなかった中心選手のMFワン・シュアンも今回のトレーニングキャンプのメンバーには復帰。アジアサッカー連盟(AFC)は「ビッグネームのほとんどが参加する」と伝えている。

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