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「F1とカートを混同するな」ベンゼマがジルーとの比較に辛辣発言…

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FWカリム・ベンゼマとFWオリビエ・ジルー

 フランス人FWカリム・ベンゼマが、同胞FWオリビエ・ジルーについて語った。

 2005年にリヨンでデビューを果たし、2009年にレアル・マドリーへ加入。様々な役割をこなしながらも公式戦501試合で241ゴールを記録し、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)三連覇を達成するなど、世界屈指のストライカーへと成長したベンゼマ。今季も19ゴールを奪うなど、32歳となった今でも変わらぬパフォーマンスを披露している。

 しかし、2007年にデビューしたフランス代表では、2015年に当時のチームメイトであるマテュー・バルブエナの恐喝事件に関与した疑いで追放。ディディエ・デシャン監督に対して「人種差別主義者に屈服した」と痛烈な批判も口にしている。

 その間に“レ・ブルー”は、EURO2016で準優勝。そして2018年には、ワールドカップも制して世界王者となった。いずれの大会でも1トップはジルーがレギュラーとして君臨していたが、ベンゼマは自身の方が優れていると断言している。インスタライブで語った内容を、『france football』などが伝えた。

「F1とカートを混同しちゃだめだ。俺は俺がF1であることを知っている」

「彼には彼のキャリアがあって、自分のやりたいことをして、決めたいゴールを決める。彼は自分のペースでやっているし、俺は俺のペースでやっている。彼のことは考えない」

その一方で「それはさておき、プレースタイルはフランス代表によく合っているね」とし、現在のチームではキーマンの1人だと語った。

「彼がいるからこそうまくいっている。(キリアン)ムバッペや(アントワーヌ)グリエーズマンのように速く、センタフォワードの周りを動き回るタイプがいるからこそ、彼は良い選手になる。トップに立って相手にプレッシャーをかけ、他の2人が動き回っている。それは機能しているね」

 最後に「派手なことはできないだろう。すごいことはしないけど、彼には彼なりのものがある……。それはそうと、みんなは彼のプレーが好きなの? わからないな。でも、フランス代表にとっては良いプレーだ」と評した。
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