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アンリ「ダメだ!」ルカクが制止を振り切り元コーチのエピソード暴露

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FWロメル・ルカクティエリ・アンリ氏について暴露

 インテルベルギー代表FWロメル・ルカクが、過去に同代表のアシスタントコーチを務めた元フランス代表FWのティエリ・アンリ氏のエピソードを明かした。イギリス『デイリー・ミラー』が伝えている。

 2016年夏にベルギーのアシスタントコーチに就任したアンリ氏は、ルカクら攻撃陣と関わる機会が多かった。W杯優勝も経験したレジェンドはトレーニングの中で現役時代さながらのプレーを見せることがあり、それによって恥をかいて練習を止めた選手もいたようだ。

 ルカクがアンリ氏とともにプーマのインスタグラムによるライブ配信に登場し、そのエピソードを告白している。

「あなた(アンリ氏)がいた時の代表チームはストライカーに競争があり、これまでで最高の時間を過ごせたと思う」

「あなたのおかげで誰もがハイレベルなプレーをしていた。僕たちは常により良いプレーをして、お互いを出し抜こうとしていた」

「そして、あなたもその競争に参加していた! 面白かったよ。あなたは引退していたかもしれないけど、そう見えない時もあった」

「僕の弟が来て、トレーニングであなたのスキルを習得しようとしたのを覚えている。名前を言うつもりはないけど、その選手はピッチを去ったんだ」

 ルカクがここまで言うと、アンリ氏は「ダメだ!」と制止したが、ルカクはさらに続けた。

「ジョルダン(ラツィオに所属するルカクの弟)が僕のところに来て、彼は言ったんだ。『ロム! 今日はクソ野郎を見たよ! クソッタレ! あいつはクレイジーだった!』とね」

 ルカクの暴露を最後まで聞くと、アンリ氏は思わず笑い出してしまったようだ。

 当時のベルギーはロベルト・マルティネス監督とアンリ氏の指揮の下、ロシアW杯で準決勝に進出。最終的に優勝したフランスにファイナル行きを阻まれたが、32年ぶりのベスト4という好成績を残した。アンリ氏は大会後にチームを去り、モナコでの指揮を経て現在はMLSのモントリオール・インパクトを率いている。

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