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森岡亮太と元スウェーデン代表の英雄との共通点…アンデルレヒトで挫折、シャルルロワで復活

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今季チームの中心となったMF森岡亮太

 シャルルロワOBのダンテ・ブロニョ氏は、今季チームの中心となったMF森岡亮太が同クラブで90年代に活躍した元スウェーデン代表の記憶と重なるようだ。ベルギー『Sport/Foot Magazine』が伝えた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、今月15日の総会でシーズンが打ち切られる運びとなったベルギーのジュピラーリーグ。シャルルロワは第29節消化時点につける3位が最終順位に確定することで、来季のヨーロッパリーグ出場権を得ることに。現地では同チームが見せていた快進撃の立役者と見られているのはシーズンの途中からセントラルMFとしてプレーしていた森岡だ。

 1986~2001年までシャルルロワ一筋のプロキャリアを過ごした現在53歳のブロニョ氏は、そんな森岡の活躍を受け、かつてはアンデルレヒトで挫折を味わい、1991年から2年間ともにプレーした元スウェーデン代表MFのペア・ゼッターベリ氏を回想。「ペア・ゼッターベリは当時、シャルルロワでキャリアを立て直す機会を与えられたんだ。今のリョウタ・モリオカも同じだよ。彼もアンデルレヒトで削られたのだからね」と両者のキャリアの共通点をあげた。

 ゼッターベリ氏は1993年と1997年と2度に渡ってベルギー最優秀選手賞、1997年はスウェーデン最優秀選手(1997年)も受賞。ただし、『Sport/Foot Magazine』曰く後にシャルルロワからアンデルレヒトに復帰した同氏とは違って森岡は「確実にネールペデ(アンデルレヒトが本拠地を置くブリュッセル市の地区)から離れた場所でキャリアを続けるだろう」との予想されている。

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