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札幌所属の全選手が異例の給与一部返納へ…キャプテン宮澤「北海道への支援につながる」

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北海道コンサドーレ札幌の全選手が給与削減を申し出

 北海道コンサドーレ札幌は6日、選手が4月から9月までの6か月間の報酬の一部を返納する申し出をしたことを発表した。

 新型コロナウイルスの感染拡大でJリーグは中断となり、3日には3度目の延期延長が決定している。試合が行われないことでクラブ側は収入の大幅減が予想される。そのことを見込んで、札幌の選手は自らの給与を削減することを申し出た。

 クラブ公式サイトを通じ、選手を代表してキャプテンMF宮澤裕樹がコメントを出している。

「私たち北海道コンサドーレ札幌に所属する選手は、北海道への貢献を考えて活動しているクラブに賛同し、日頃のトレーニングはもちろん、地域貢献なども含めて所属選手として活動しています。新型コロナウイルスの影響が大きくなり、改めて様々な方々に支えていただいて、選手活動ができていることを実感しています」

「同時に、このような状況だからこそ、いつも以上に支え合わなければならないと感じています。新型コロナウイルスによるクラブへの影響も大きくなる現在の状況を鑑み、我々北海道コンサドーレ札幌の選手一同は、クラブに対して支援することを全選手合意のもと、決めました。その先にある北海道への支援につながると考えたからです」

「現在も公式戦再開のめどが立たず、この状況はしばらく続くかもしれませんが、今後はさらにクラブと一体となり、新型コロナウイルス感染症の危機克服につながるような地域・社会貢献などについても、できることを一つずつ実施していこうと思います」

「難しい状況ですが、いつも以上に仲間や周囲の人のことを思いやり、コミュニケーションをとり、一人ひとりができることを実践して、みんなで乗り越えていきましょう」

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