beacon

英紙「彼の罪は…」公園で選手と練習したモウリーニョ、外出禁止令の違反を認める

このエントリーをはてなブックマークに追加

ジョゼ・モウリーニョ監督が謝罪した

 トッテナムジョゼ・モウリーニョ監督が北ロンドンの公園で選手たちとトレーニングを行っていた問題について、自身が間違っていたことを認めた。イギリス『デイリー・ミラー』が伝えている。

 現在プレミアリーグは新型コロナウイルスの影響で中断を余儀なくされ、再開の目処も立っていない。

 8日時点で5万5000人以上の感染者と6000人を超える死者を出しているイギリスでは、3月下旬から必要最低限以外の外出禁止、ソーシャル・ディスタンシング(感染予防のための社会的距離)の徹底を命じられている。

 そうした中、モウリーニョ監督は7日にMFタンギ・エンドンベレ、DFダビンソン・サンチェス、MFライアン・セセニョンとロンドンの公園で一緒にトレーニングを行っていたことが報じられ、大きな波紋を呼んでいた。

 ソーシャル・ディスタンシングを守った状態であれば屋外での個人の運動は許可されているが、モウリーニョ監督たちは物理的距離を保っていない状態だったという。

 これを受けてトッテナム指揮官は、政府のガイドラインに違反していたことを認め、今後は政府の要請に従うことを約束。他の全ての人にも同じようにするよう促した。

「私の行動が政府のプロトコルに沿ったものではなかったことを認める。私たちが接触するのは、家族だけにとどめなければならない」

「NHS(国民保健サービス)の英雄たちをサポートし、命を救うためには、私たち全員が自分の役割を果たし、政府からの指示に従うことが重要だ」

 今回は批判を浴びたモウリーニョ監督だが、ロックダウン中に北ロンドンで高齢者支援のボランティア活動に参加し、称賛の声を集めていた。

 同紙は「モウリーニョは自分が明らかに間違っていたことを受け入れている」とした上で、ある情報筋からの話として「モウリーニョの最大の罪と問題は、単に仕事に対して熱心になりすぎたことだった。今は教訓から学び、より良い手本を示そうとしている」とレポートしている。

●プレミアリーグ2019-20特集
●初月無料!!プレミアリーグはDAZNで独占配信中

TOP