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減給騒動に揺れる中…プレミアリーグ選手が独自の基金『#PlayersTogether』設立を発表

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 プレミアリーグの選手が国民保健サービス(NHS)を支援するために基金を立ち上げた。

 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスにより、イギリスでは8日現在、感染者6万人、死者7000人に達するなど緊迫した事態が続く。これを受け、医療崩壊の危機に直面すると考えられており、さまざまな領域から支援の手が差し伸べられている。

 そんななか、先日には政府やプレミアリーグなどからサラリーの削減を要求されるなど、非難に晒されるフットボール選手たちはNHSを支援するために基金を設立。リバプール主将のジョーダン・ヘンダーソンは、8日夜に自身の『Twitter』で『#PlayersTogether』と題したキャンペーンを始めることを発表した。

「先週に僕たちはプレミアリーグの選手のグループとして、僕たちのために戦うNHSの最前線やその他必要な領域を助けることを目的に、このCOVID-19危機の中で最も必要とするところにお金を分配できる基金の立ち上げについて話を進めてきた。今はこの国やNHSにとってとても重要な時間で、僕たちにできる方法で彼らを支援することを決意した」

「プレミアリーグに所属する大多数の選手の中で行われた広範囲に及ぶ話し合いの後、最も必要なところに素早く、効率的に資金を届けてNHSを助けるために、僕たち選手による独自の取り組み#PlayersTogetherを立ち上げ、NHS Charities Togetherと協力することを発表する」

 また、集まった資金は「NHSスタッフ、ボランティア、COVID-19の影響を受ける患者の幸福と健康の向上と、現在と長期的なサポートが必要な他の重要な領域への支援」に活用されるようだ。

 そして「#PlayersTogetherは、他のクラブやリーグとの会話とは隔てて、今支援が必要な人を助けるために、僕たち選手がこの自主的な取り組みを立ち上げることで協力した。この危機の影響を受けるすべての人たちのことを祈っている。団結すれば、この危機を乗り越えられるはずだ」と綴った。

 最後に「家に居よう。NHSを守ろう。命を守ろう。#PlayersTogether」と締めくくっている。

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