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ロッベン、妻がコロナに感染していた…『若いから大丈夫』と思うのは「まったくクールではない」

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アリエン・ロッベン氏の妻が新型コロナウイルスに感染していた

 元オランダ代表FWのアリエン・ロッベン氏が、妻が新型コロナウイルスに感染していたことを告白。古巣バイエルンのポッドキャストで、家族との自脱隔離生活を振り返り、外出自粛の徹底を呼びかけた。

 昨夏に現役引退を表明した現在36歳のロッベンは、妻のベルナディアンさんが新型コロナウイルス陽性と診断されていたと言及。「運よく程度の範囲内に収まったが、気持ちいいものではないね。妻は体調が非常に悪かったんだ」と振り返ると、「でも今は幸運にもまた陰性となり、よくなってきている」と明かした。

「彼女にとって、一番辛かったのは胸に圧迫感があって呼吸が困難になったこと。不安になるものだよ。それに、時間がかかることも思い知らされたね。1~2日間経てばまたよくなるわけではないんだ。あれより悪化しなくてホッとしているよ」

 ベルナディアンさんの感染により、自身は3人の子供たちとともに2週間の自宅隔離に入ったとのこと。「幸いにも親しい友人がいるので、彼らに助けてもらった。それでも、まったく家から出れないという状況は奇妙だね。買い物をしてもらって、それがドアの前に置かれる。そして時間が経ってからそれを中に入れるんだ。うちには犬もいるけど、森に連れて行けなかった。友人が犬を迎えに来て、散歩に連れて行ってくれたんだ」とも語った。

 自身も子供たちも検査を受け、陰性が確認。しかし、今回の経験にコロナの脅威をより身近に感じるようになったようだ。「やるべきことはやるべき。今はそう考えるようになったし、ほとんどの人びとも理解するようになっただろう。でも最初のころは『自分は大丈夫、まだ若いし、みんなで外に出よう』と思っているような人たちをよく目にした。当然、まったくクールなことではない。みんなもこれからはこれに関して理解し、指示に従うようになればと願いたい」と呼びかけた。

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