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次の移籍市場はマンUの独壇場に? コロナ禍も…指揮官「我々は財政的に裕福。最大級に」

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オーレ・グンナー・スールシャール監督

 マンチェスター・ユナイテッドは、次の移籍市場に向けた準備を怠っていないようだ。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、欧州主要リーグなど多くのリーグが中断を強いられている。各クラブはマッチデー収入を筆頭に財政面で大きな打撃を受けており、プレミアリーグの一部クラブでさえも従業員の一時帰休の制度を利用している状況だ。

 そんな中、世界規模でファンを有し、多くのスポンサー収入を基盤に持つユナイテッドは、このコロナショックを乗り切るだけの体力があるとみられている。実際にユナイテッドは、900人以上と言われるクラブ従業員の給与を完全保障し、地元に対する寄付など経済的な支援も実施している。

 ユナイテッドを指揮するオーレ・グンナー・スールシャール監督は、来るフットボール再開とその先をクラブが見据えていることを強調。イギリス『スカイスポーツ』で、以下のように話した。

「フットボールが正常に戻る日は必ず来る。そして、来るべき日に準備ができていること、これが非常に重要だ。何事も全力で取り組みたい。そして今、我々には時間がある。クラブの計画、補強について、我々に必要なものは何なのかといったことをコーチらと共に試合のビデオ分析などしながら議論しているところだ」

「この状況下で、次の移籍市場にどのような影響があるのかはわからない。そして、その中で良い取引をするクラブもあるかもしれないだろう。私は、マンチェスター・ユナイテッドが最大級の、最も財政的に裕福なクラブの一つであると認識している」

「通常の状況に戻った時、我々に実行する力があるのは間違いない。我々が望むビジネスに取り組んでいく」

 なお、ユナイテッドは、ドルトムントに所属するイングランド代表FWジェイドン・サンチョや、トッテナムの同代表FWハリー・ケインへの興味が報じられている。各クラブが財政面で疲弊する中で選手の売却に踏み切ることも考えられるが、オファー面でユナイテッドと互角以上に競合できるクラブはほとんどないとみられる。

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