beacon

辞任の元バルサ副会長、クラブの闇を暴露「私腹を肥やしていた人間がいた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

辞任した元副会長がクラブの闇を暴露

 バルセロナの元副会長エミリ・ロウサウド氏は、かなり厳しめの言葉を使って古巣を非難した。

 9日、バルセロナの役員を務めるロウサウド氏を含め、エンリケ・トンバス氏、シルビオ・エリアス氏、マリア・テシドール氏、ジョゼップ・ポント氏、ジョルディ・クラサミグリア氏の6人が辞任。声明の中で、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長のリーダーシップや、新型コロナウイルス危機中やその後のクラブの方針への疑問を呈していた。

 そして翌10日、ロウサウド氏は『RAC 1』でクラブへの非難を繰り広げる。クラブ内に私腹を肥やす人間がいるか問われた同氏は「私はそのように考えている」と回答し、続けて「それが誰かだって?役員の中の誰かとは思わない。誰かはわからないが、推測はできる」と認めた。

「10万ユーロの価値のものに100万ユーロを支払ったとき、生まれた利益はクラブ内かクラブ外の誰かのところに行く。役員がその誰かとは思わないが、これだけの差額が生まれるのだから、誰かが不当に利益を得ていたことに違いない」

 さらに、ロウサウド氏は、ソーシャルメディア上で幹部陣が自らのイメージアップを狙ってリオネル・メッシら選手をこき下ろした“バルサゲート”と呼ばれるスキャンダルについても言及。

 クラブ内の汚職よりも、クラブのイメージダウンにつながったSNS上でのこの事件の闇の深さを危惧する同氏は「このサービスを利用するために300万ユーロが支払われ、この資金が首脳陣への非難をそらすために使われたことは明らかだ。領収書はなくなり、会計の後では見つけ出すこともできない。ただし、会長はすべてを知っているはずだ。このことが我々の危惧する要因の1つだ」と主張した。

●リーガ・エスパニョーラ2019-20特集
●久保建英の試合はDAZNで!!いまなら初月無料!!
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP