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イタリア、5月3日までロックアウト延長…公共の場でのスポーツ活動も引き続き封鎖状態に

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 現地時間10日夜、イタリアのジュゼッペ・コンテ首相は現在出されているイタリア国内でのロックアウトについて、5月3日まで延長すると宣言した。

 コンテ首相はイタリア国内での新型コロナウイルス感染拡大がまだ収束に至っていない状況から「我々は現時点で通常通りの生活に戻れる状況ではない」と語った。

 その一方でここまである程度の成果があったとも強調「専門機関とも常に協議している。封じ込めについてはある程度実を結んでいるデータもあるが、ここまでやってきたことを断念するわけにはいかない」と述べている。

 イタリアにおける公共の場でのスポーツイベント、及び競技会はすべて5月3日まで開催不可能に。プロ、非プロ問わずアスリートのトレーニングも、すべて公共施設で実施できない状況となっている。

 スポーツ部門の大臣、ヴィンチェンツォ・スパダフォーラ氏は「もし安全が確認された場合、5月4日より再びトレーニング施設が稼働となる。それまでは各自安全な状況でアスリートとしての務めを継続してもらいたい」との見解を示した。

 イタリアでは引き続き予断の許さない状況となっており、公式戦や活動は5月上旬まで実施不可能に。これまでイタリアでは14万7000人の感染が確認されており、うち1万8800件を超える死亡例が出ていた。

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