beacon

「もっと野心的なクラブで…」ガボン協会会長、オーバメヤンにアーセナル退団勧める

このエントリーをはてなブックマークに追加

去就が注目されるFWピエール・エメリク・オーバメヤン

 ガボンサッカー協会のピエール・アラン・ムングエングイ会長が、同国代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンアーセナルからの移籍を勧めている。

 2018年冬にアーセナルへ加入し、すぐさまエースとなったオーバメヤン。これまで公式戦97試合で61ゴールを奪っており、昨季はプレミアリーグ得点王も獲得した。今季途中からは主将も務めている。

 しかし、アーセナルでは未だタイトル獲得はできていない。カラバオ・カップやヨーロッパリーグでは決勝に進出するも、いずれも苦杯をなめた。またここ数シーズンは、チャンピオンズリーグ出場も敵わない状況だ。そんな30歳FWについて、ムングエングイ会長は『ESPN』で移籍を勧めている。

「アーセナルに野心がないとは言いたくない。だが、ヨーロッパの大会において、アーセナルは他クラブのような強い野心はない」

「ピエールがもっと野心的なクラブと契約できれば、そこで間違いなく居場所を見つけられるはずだ。個人レベルでは、私たちの誰もが間違いなく世界最高の選手の1人と考えている」

「彼にアドバイスするとすれば、仕事を続け、世界最大のクラブや野心的なクラブからの関心を集めることだ」

 オーバメヤンについては、アーセナルOBのイアン・ライト氏も「もし彼がもっと良いチームでプレーすれば、リーグ優勝やチャンピオンズリーグでも順位を争うことができるし、それに値すると思う」と語っている。

 なお、オーバメヤンの現行契約は来シーズンいっぱいまで。未だ契約延長には合意しておらず、去就に注目が集まっている。一部メディアでは、バルセロナやレアル・マドリーといった具体的なクラブ名も浮上している。ミケル・アルテタ監督は残留を願っていると発言しているが、去就にはしばらく注目が集まりそうだ。

●プレミアリーグ2019-20特集
●初月無料!!プレミアリーグはDAZNで独占配信中
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP