beacon

10年以降のインハイ宮城県代表成績_大型CB熊谷中心の仙台育英が2勝もその後苦闘が続く

このエントリーをはてなブックマークに追加

昨年の代表校、聖和学園高はMF古賀楓真(現関西大)ら注目選手を擁したが、初戦で競り負けた。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[2010年以降のインターハイ宮城県代表校成績]

 2010年以降の10年間、仙台育英高が最多5回のインターハイ宮城県代表校の座を獲得している。14年大会では甲府やアルビレックス新潟シンガポールでプレーしている190cmCB熊谷駿や立教大で主将を務めたCB加藤陽介を擁して大阪桐蔭高(大阪1)、向上高(神奈川2)に勝利。だが、3回戦で海星高(長崎)に1-6で敗れ、92年以来となるベスト8には届かなかった。

 この14年大会を最後に宮城県勢は5年連続で初戦敗退。17年は地元・宮城県でインターハイが開催されたものの、1年生GK佐藤文太(現明治大)を擁した仙台育英、同じく注目ルーキーの左SB佐藤大河(現関西学院大)を擁して17年ぶりの出場だった東北学院高ともに初戦で惜敗した。東北高は2年生の大型CB森慎之介(現東北学院大)が最終ラインの中心にいた15年、12年とこの10年間で2度インターハイに出場したが、いずれもPK戦によって初戦敗退している。

 東北のドリブル軍団こと聖和学園高は10年大会で初出場。いきなり3-5の打ち合いを演じ、翌11年の南風原高(沖縄)戦(3-0)で初勝利を挙げた。昨年はエースMF古賀楓真(現関西大)らが注目されたが、丸岡高(福井)に0-1で競り負けている。

以下、10年以降のインターハイ宮城県代表校成績 ※()内は出場回数

[2019年]
代表校:聖和学園高(3)
1回戦 0-1 丸岡高(福井)

[2018年]
代表校:仙台育英高(19)
1回戦 2-2(PK1-4)日章学園高(宮崎)

[2017年]
第1代表校:仙台育英高(18)
2回戦 1-2 旭川実高(北海道2)

第2代表校:東北学院高(10)
1回戦 1-2 浦和西高(埼玉2)

[2016年]
代表校:仙台育英高(17)
1回戦 0-2 日本航空高(山梨)

[2015年]
代表校:東北高(12)
1回戦 1-1(PK3-4)立正大淞南高(島根)

[2014年]
代表校:仙台育英高(16)
1回戦 2-1 大阪桐蔭高(大阪1)
2回戦 5-0 向上高(神奈川2)
3回戦 1-6 海星高(長崎)

[2013年]
代表校:仙台育英高(15)
1回戦 0-2 瀬戸内高(広島)

[2012年]
代表校:東北高(11)
1回戦 2-2(PK4-5)実践学園高(東京2)

[2011年]
代表校:聖和学園高(2)
1回戦 3-0 南風原高(沖縄)
2回戦 2-2(PK2-4)尚志高(福島)

[2010年]
代表校:聖和学園高(初)
1回戦 3-5 鹿島学園高(茨城)

※禁無断転載(C)高校サッカー年鑑、ゲキサカ

14年、大型CB熊谷駿を擁した仙台育英高が3回戦進出。(写真協力=高校サッカー年鑑)



●【特設】高校総体2020

TOP