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米メディアが選ぶ“自前選手”世界1位はメッシ! 2位はミュラー、3位は「何年も前からいるような」リバプール若手

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下部組織時代からバルセロナで活躍するFWリオネル・メッシ

 アメリカ『ESPN』が下部組織から飛躍を遂げたトップ10選手を選定し、1位がバルセロナのFWリオネル・メッシ、2位がバイエルンのFWトーマス・ミュラー、3位がリバプールのDFトレント・アレクサンダー・アーノルドとなった。

 同メディアは「メッシ、ラッシュフォード、ケインはホームグロウン選手の中でどこにランクインしている?」と題した記事で「多くの選手は大金をかけて別のクラブに移籍した後、スター選手の地位に到達する。しかし、それぞれのクラブの育成システムを経てエリートになった選手たちがいる」として、10選手の名前を挙げている。

 1位に輝いたのは史上最多6度のバロンドール受賞を誇り、バルセロナの歴代最多得点者でもあるメッシだ。同メディアは「2000年に13歳の小さな少年がバルセロナのトライアルにやってきて、サッカーの歴史を一変させた。それから20年が経った今でも、メッシは世界最高の選手であり、おそらく史上最高の選手であり、私たちが見たことのないような最高のクラブを築き上げた男でもある」と称賛。「数年後に彼はいなくなるだろう。その時、バルセロナはどうするのだろうか。その時、私たちはどうするのだろうか?」とサッカー界に及ぼす影響力の大きさを強調している。

 メッシに次ぐ2位となったミュラーは、トップデビューを果たした2008-09シーズンこそリーグ戦4試合の出場にとどまったが、翌2009-10シーズンから一気にブレイク。公式戦52試合で19ゴール16アシストの活躍を見せると、シーズン終了後に20歳で臨んだ2010年南アフリカW杯で大会最多タイの5得点を挙げ、その数か月後にバロンドール候補にも選出された。今月7日にはバイエルンとの契約を2023年6月まで延長したことが発表されている。

 同メディアは「フランツ・ベッケンバウアー、フィリップ・ラーム、ウリ・ヘーネスなど、バイエルンの偉大な選手の中にはホームグロウンの選手もいる。ミュラーの地位は最近少し揺らいでいるかもしれないが、間違いなく彼らの仲間入りをしている」と言及した。

 3位のアレクサンダー・アーノルドは、リバプールの下部組織から2016年に18歳でトップデビューを飾り、昨季はDFとしてプレミアリーグ史上最多の12アシストを記録。同メディアは世界屈指の右サイドバックと称される新星に対し、「アレクサンダー・アーノルドはまだ21歳の若者だが、リバプールに何年も前からいるように感じられる」と、そのポテンシャルの高さを称えた。

 なお、同メディアがタイトルで触れたマンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードは7位、トッテナムのFWハリー・ケインは4位にランクインしている。

上位10選手は以下の通り

1. リオネル・メッシ(バルセロナ)
2. トーマス・ミュラー(バイエルン)
3. トレント・アレクサンダー・アーノルド(リバプール)
4. ハリー・ケイン(トッテナム)
5. セルヒオ・ブスケツ(バルセロナ)
6. コケ(A・マドリー)
7. マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U)
8. プレスネル・キンペンベ(パリSG)
9. エクトル・ベジェリン(アーセナル)
10.ジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン)

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