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“ネイマール化”がムバッペのキャリアを壊す?元フランス代表MFが警鐘

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パリSGのFWキリアン・ムバッペ(写真奥)

 元フランス代表のエマニュエル・プティ氏は”ネイマール化”がFWキリアン・ムバッペのキャリアに影響を与えると警鐘を鳴らした。

 2016年にプティ氏の古巣であるモナコでファーストチームデビューを飾ったムバッペ。順調に成長を重ね、2017年夏にパリSGに加入する。その後は、フランス代表の一員としてもワールドカップ制覇を成し遂げるなど、21歳ながら世界のトップ選手の1人として高く評価される。

 今シーズンもここまで公式戦33試合で30ゴールを記録するなどセンセーショナルな活躍を続ける同選手だが、交代時にトーマス・トゥヘル監督と口論になったりと心配される場面が相次ぐ。プティ氏はフランス『RMCスポーツ』で今後フランスの将来を長期にわたり背負うであろうムバッペについて言及した。

「ムバッペは当初、素晴らしいポテンシャルのある磨かれていないダイアモンドだったが、この3年で順調に成長している。法外的な移籍金はピッチ内外で彼に付きまとっていたが、スタッツは申し分なく、それに多くの面で高い成熟度を見せている」

「しかし、私は彼に今まで以上にイライラさせられている。強引にやりすぎたり、強引にやろうとしたり、間違った判断をしている。時にはチームメイトすらもイライラさせている。彼はまだ若いんだ。すでに最高であることを証明しているが、まだまだ多くを彼に求める必要がある。彼には素晴らしい将来がある。しかし、バロンドールを取りたいがために自身にプレッシャーをかけ過ぎだ」

 そして、プティ氏は「彼は自身の振る舞いに気を付けなければならない。“ネイマール化”しすぎることはさまざまな面で不利になる可能性がある」と忠告した。

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