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カンナバーロが振り返るレアル・マドリー移籍「最初は厳しかったがS・ラモスが…」

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現役時代のファビオ・カンナバーロ

 広州恒大の指揮官ファビオ・カンナバーロが20日、イタリア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、レアル・マドリー時代の逸話などを明かした。

 カンナバーロは現役時代、インテルやユベントス、レアル・マドリーなどでプレー。2006年にはイタリア代表メンバーの一員としてドイツ・ワールドカップで優勝し、この年のバロンドールを受賞した。W杯終了後、カルチョスキャンダルによりセリエB降格となったユベントスを離れてレアル・マドリーに加入したが、元イタリア代表DFは当時の苦労を振り返った。

「最初の3か月は厳しかった。組織的ではなく、個人主義のサッカーでこれまでとまったく違った。私はスペースを使ってプレーすることに慣れていたが、向こうではチームメイトに向けて強いボールを出さなければならなかった。それに気づかせてくれたのはセルヒオ・ラモスだった。いつも私のパスでボールを失っていたからね」

 続いてカンナバーロは、ナポリおよびイタリア代表で指導を受け、引退後も中国で一緒に仕事をしたマルチェロ・リッピ氏について言及。自身にとって特別な指揮官であることを明かしつつ、賛辞を贈った。

「私をデビューさせてくれたのはオッタビオ・ビアンキだったが、リッピとは重要な瞬間を分かち合ってきた。ナポリでは継続的に私を起用してくれたし、それから長年の時を経て代表で再会し、W杯で優勝することができた。私と彼の間には特別な関係があるんだ」

「彼の功績は、W杯で優勝するためだけにチームを作り上げたことだろう。彼は決勝でブラジルを倒して優勝するという夢を語っていたが、違ったのは対戦相手だけだったよ。当時、負傷明けの(フランチェスコ・)トッティを連れて行った一方で、(ファビオ・)グロッソのような中堅クラブに所属する選手にも力を入れ、(マルコ・)マテラッツィには自信を与えた」

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