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エジル、減給拒否には理由が…

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アーセナルMFメスト・エジル

 減給を拒否したとされるアーセナルMFメスト・エジル。しかし、それには理由があり、クラブ側から使途の説明がきっちりとされれば応じる姿勢のようだ。『ESPN』が伝えた。

 新型コロナウイルスによる非常事態が続く中、クラブはミケル・アルテタ監督、トップチームのコーチ陣や選手の給与を、条件付きで12.5%のカットに合意したことを発表した(チャンピオンズリーグ出場で全額、ヨーロッパリーグ出場で一部が返還される)。しかし、クラブ最高給となる週給35万ポンド(約4700万円)のエジルを含む3選手が減給を拒否したと見られていた。

『ESPN』によると、エジルは減給を拒否したようだが、それにはしっかりとした理由があったようだ。断った理由は個人の経済的な理由ではなく、クラブからお金の使い道や将来の経済的影響について説明がなかったこと、また、弁護士や専門家の関与が不十分で手続きを急ぎ過ぎたことなどが挙げられている。

 エジルは世界中の子供たちのために手術費を支払ったり、両親の故郷の若手選手のためにトレーニング施設に資金を提供するなど、毎年、少なくとも200万ポンド(約2億7000万円)の寄付を続けている。クラブ側からしっかりとした説明があれば、12.5%以上の給与カットを受け入れる姿勢があると考えられている。

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