“1100億円損失阻止”へ動きたいリーガ、不安表明の選手会との隔たり如実
新型コロナウイルスの蔓延による混乱が続くスペインでは、シーズンを再開させたい幹部と、それに待ったをかける選手会による隔たりが生まれているようだ。『スカイ』が伝えた。
スペインではこれまで新型コロナウイルスの死者が、2万1000人以上となっている。これは欧州ではイタリアに次いで2番目に多い数字だ。
しかしリーガ・エスパニョーラやスペインサッカー協会はシーズン再開に向けた動きを進めようとしており、ハビエル・テバス会長は、もしもシーズンを終えることが出来ない場合、およそ10億ユーロ(約1168億円)を失うことになるになると話しているという。
これを受けて21日に行われたリーガ1部と2部の42チームのキャプテンが、スペインサッカー選手連合(AFE)のビデオ会議に出席。再開の条件などを話し合った。
だが会議では不安の声が多く上がったという。AFEの広報担当は「現在の社会状況下で我々だけが通常の活動に戻った場合、選手たちは自分たちが直面するであろう健康状態について、最大限の懸念を示している」と話している。
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だが会議では不安の声が多く上がったという。AFEの広報担当は「現在の社会状況下で我々だけが通常の活動に戻った場合、選手たちは自分たちが直面するであろう健康状態について、最大限の懸念を示している」と話している。
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