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新潟DF早川史哉、著書を5月7日まで全文無料公開!

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急性白血病を乗り越えたDF早川史哉

 アルビレックス新潟のDF早川史哉が綴った初の著書『そして歩き出す サッカーと白血病と僕の日常』。生い立ちから選手としてのキャリア、急性白血病の闘病生活まで半生が綴られた一冊だ。

 昨年10月に刊行された話題の一冊が電子書籍版として本日発売された。発売を記念し2週間限定で全文無料公開している。配信は主要電子書店で、期間は5月7日(木)23:59まで。

 早川は無料公開に至った思いをコメントしている。

「こんにちは。アルビレックス新潟の早川史哉です。いつも応援していただきありがとうございます。

 さて、世界はいま、新型ウィルスの蔓延という未曾有の危機に直面し、その影響で外出自粛、学校の休校、リモートワークなどを強いられています。そのような状況のなかで、自分に何かできないかと考えたときに、昨年10月に発売した自著、『そして歩き出す サッカーと白血病と僕の日常』を多くの方々に読んでいただけるよう、4月24日の電子書籍版の発売に合わせ、5月7日までの2週間という期間限定ですが、無料配信をすることを決めました。

 学校に行けず、授業やクラブ活動やスポーツも思うようにできない状況は、小中高生のみさんにとってストレスだと思います。さらに病院では、感染リスクを避けるために、友達はもちろん、家族とすら面会できない状況にあると聞きます。僕自身、闘病中は、お見舞いに来てくれる人の顔が、何度も折れそうな心を支えてくれました。だから、それができない状態というのは、想像以上の辛さだと思います。

 僕がこの本で伝えたかったのは、『当たり前のことが当たり前ではない』ということでした。

 この本を世に出してから、多くの方々から反響をいただきました。この作品を読んで、困難な状況でも、自分と向き合うこと、希望をもち続けること、人を思いやることの大切さを学ぶことができたという、ポジティブな声を数多くいただきました。だからこそ、この取り組みが少しでも役に立てるのではないかと考え、電子書籍版の発売に合わせて、無料配信をすることを決めました。

 非常に難しい時期ですが、一人ひとりができることを意識して、共に乗り越えていきましょう!」


<書籍概要>
■書名:そして歩き出す サッカーと白血病と僕の日常
■著者:早川史哉
■配信期間:4月24日(金)0:00〜5月7日(木)23:59
■配信書店:amazonをはじめ主要電子書店
■発行元:徳間書店

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